一般に簿記というと、日商簿記のことを指しますが、この「日商」とは、試験の実施団体である日本商工会議所のことを指しています。
でも実は、この日商簿記のほかに、全国経理教育協会が実施する「全経簿記」という試験も存在しているのです。この全経簿記は、文部科学省の認定をうけているちゃんとした試験なのですが、割とマイナーな感じで、日商簿記に比べるとだいぶ認知度が低く、受験者数も少なめです。
内容に問題があるわけではないのですが、あまり認知されていない以上、がんばって取得しても評価してもらえない恐れがあります。(全経さんには申し訳ないですが)特にこだわりがないなら、日商簿記の方を受験したほうが無難でしょう。
なお、税理士試験では受験資格として大学を卒業していることなどが求められるのですが、日商簿記1級か全経簿記上級を取得すると、税理士試験の受験資格が認められます。
試験の内容は似ていますが試験日は異なっているため、税理士の受験資格が欲しい方は両方を受験するとよいでしょう。全経簿記の方が合格率は高く、日商簿記よりは合格しやすいと言われているので、日商簿記をメインにしている方でも併願はしやすいようです。
とりあえず日商簿記の勉強をしながら、興味があれば全経簿記のほうも覗いてみる、といったスタンスでいいのではないかと思われます。
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