簿記を使う仕事とは

日商簿記が関連する仕事といえば、なんと言っても経理です。しかし、経理と一言で言っても、その業務内容はさまざまなものを含んでいます。

一番分かりやすいのは、経費などの支払の管理でしょう。小口の現金などを管理する場合の管理簿の記入などは、それこそ簿記そのもので、日商簿記の学習がそのまま役に立つでしょう。簿記の知識がないと出来ない仕事というわけではないですが、やはり知っているかどうかでやりやすさはだいぶ違ってくるはずです。

経理の業務としては、他に決算書や税金の申告書類の作成、経営管理などのほか、各部門間の調整や外部(銀行や税務署)との折衝などがあり、これらも簿記の知識が活用できる業務です(経営分析などになると1級レベルが必要かもしれません)。

経理以外の仕事では、会計事務所での業務が簿記と関連性があります。会計事務所では、公認会計士や税理士のもと、企業から依頼を受けた税務や帳簿記入を行っているため、勤め先が違うだけで、経理と内容的にはほぼ同じかもしれません。

それ以外の会社や部門においても、直接的に業務で使うことはないかもしれませんが、簿記を学ぶことでコストや利益に対する感覚が身につくため、その意味ではどんな仕事にも有効だと言うことができます。日商簿記が社会人に必須の資格と言われる理由は、そのあたりにあると言えるでしょう。

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